クリスマスと命の灯

クリスマスは好きですか?

彼氏彼女がいない人達がクリスマスを忌み嫌う風潮が一部でありますが,僕は彼女いなくてもクリスマス好きです.

そもそも何かに嫉妬するのってエネルギー使うんですよね.

 

 

キラキラしてるものは好きだし,クリスマスソングには素敵な曲も多い.

クリスマスツリーも好きです.

個人的には真っ白のやつより,赤,黄,青などのカラフルな装飾が映える,ちゃんと木の色をしているツリーの方が好き.

実家でも物心がついたころから部屋にツリーを飾っていました.

当時は背丈が70㎝ほどしかないツリーでもとても大きく見え,弟と一緒に自分たちでオーナメントを配置したツリーにはとても愛着を感じていたことを覚えています.

 

 

クリスマスの約束」という小田和正の歌番組も大好きで,ほとんど毎年観てきたんじゃないかなあ.

今年もすごく楽しみです.

この番組は小田さんが色んなアーティストの方をゲストとして招待して,コラボして歌ったりします.

なので,僕の世代ではない頃の名曲を知るきっかけとしてこの番組は大いに貢献してくれました.

スターダストレビューの「木蓮の涙」や山口百恵の「秋桜」,松たか子の「桜の雨、いつか」などはこの番組でちゃんと知ることができた名曲達です.

 

 

 クリスマスと歌の親和性って高いですよね.

 実家にいた頃は近所にキリスト教系の幼稚園があって,クリスマスの晩にそこの屋上に人が集まって「きよしこの夜」などのクリスマスソングを歌っていました.

その時間になったら必ずベランダに出て耳を傾けたものです.

 

 

そしてこれはただの自慢ですが,実家は比較的標高が高めの坂の途中に立地している高層階であったために大変眺望が良かったので,そのベランダから見える夜景はとても綺麗で,それが僕にとっては最高のイルミネーションでした.

高校生の頃付き合っていた子に,街中のビルにある展望台から見える夜景がとても綺麗みたいだから見に行こうよと誘われ一緒に行ったのですが,(俺ん家から見える夜景の方が綺麗だな…)って思ったのが顔に出てしまっていたのか,少し機嫌を損ねてしまったことを思い出しました.

正直あそこから見える以上の夜景に未だ出会えていません.

 

 

夜景を見ると,必ず思い出す言葉があります.

小学校高学年,2005~6年の頃に知った,クロノクルセイドという僕が一番好きな漫画の中で出てきた「命の灯」という言葉です.

 

 

「私…好きなんです

日が沈みかけた街を見るの…

働きに出ていた父親や遊び疲れた幼い子どもたちが帰ってきて

夕げの支度をする母親のもとで今日1日の出来事を語り合ったり…

灯(そこ)には家庭が、生活が、そして人生があります

命の灯

あの1つ1つの灯が人の生きている証だから」

 

 

このセリフに出会って以来,遠くに見える家の電気はただの点の光源から人の営みを感じる明かりに変わりました.

 だから夜景の中でも,オフィス群からのみ構成されるものより団地などの明かりからも構成される夜景の方が好きです.

実家のベランダからは確かに,命の灯が見えました.

 

 

あなたにとって忘れられない夜景はありますか?

 次に更新する記事では,同じく一生忘れることができなさそうな景色,夜景とは対極に位置する,仙台で見た星空と美瑛で見た星空について書こうと思っています.

本題に行くまでの話がなげぇ.

この記事丸々,本題にいく前の前説みたいなところがあります.

長めの駄文をここまで読んでくださってありがとうございます.

 

 

 おやすみなさい,まだ寝ないけど.